2009.9.19(土) きもの学

今年もきもの学。7年目と思っていたら、8年目だった。

どれも受けたい講義揃いだが、なにぶん会社では一人で何役・・・と言えば聞こえがよいが、なんでもせなあかんので、
以前のように自由に時間を取るのが難しい。
1-6年目までは、終わった後にお茶して着物談義に花咲かせたり、パーティーにも出られたが、
17時に事務員さんが帰ってしまうので、今は17時から20時までは電話番をしなければならない。
ああ、残念だが、仕事が第一なのでしかたがない。

今年は、高校の先輩のH田さんが(あれ?下に書いたような気がするな・・・)講義をされるというので、
H田のさんの講義はどうしても、と思っていた。軽妙なしゃべりで、おもしろくわかりやすい講義だった。
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今年は例年よりやや出席者が少ない。特に学生。毎回140人くらいの出席者。
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NHK大河ドラマの衣装について話が聞けるとでかけたが、前半はタイトル通り歌舞伎ときものの連関についての
説明ですこし退屈だった・・・ノートに「流暢だがおもしろくない、歌舞伎俳優の娘に生まれて私はハイソよ、と
いう感じがする」と書いているが、あれ?ひょっとしたら篤姫に出ていた女優さんか?と思っていたら、
NHKの話に変わって、撮影の裏話をおもしろおかしく話されて、さっきまでの退屈さはぶっ飛んだ。
会社に戻って、I井T見さんって知ってる?と2人に聞いたら、「ああ、あの」と1人から帰ってきたので、
知ってる人は知ってるのだろうけれど、冒頭でもっと詳細に紹介をしてもらっていたら、前半の聞きようも
違っただろうな、と残念だった。
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花街の男衆(おとこし)をされている方が、講演と舞妓さんの着付けの実演。モデルは、きものの女王。
これまたあとで気がついたが、去年のきもの学パーティーで会って、写真を撮ってる。
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舞妓さん、芸妓さんの髪を結ってらっしゃる美容院の先生。長い自毛を結って、島田などの形を作られる。
帯結びに共通するものを感じた。昔は美容院のことを髪結いやさんと言ったな。
結った髪は、だいたい5-10日ほど持たせるらしい。その間、頭は洗えないわけだ。
きものもそうだけれど、清潔を保つために、頻繁に洗髪、洗濯する現代生活には、こういう風俗はやはり
フィットしないんやなぁ、と改めて実感。
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今回、偶然会ったO森さん(旧姓S野さん)は小学校の同級生。その知り合いが、私も知り合いの元きものの女王の
M野さんで、そのつながりで、みんな、今回モデルを務めた現女王と記念撮影。ちょっと膝を折ってくれているから
私より小さく見えるが、実は素で165くらいはあってぽっくりを履いているので私よりずっと高い(汗)
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最終日は、長襦袢と、H多野先生のまとめ。パネラーには知っている方ばかりが出られて、聞いていて良かった。
静岡からH多野先生の門下生Y崎さんが着ていたので一緒に。香港からS木さんも来ていたし、丹後からは
U田さんご夫婦、Y添さん、市内近郊からも多数・・・・ここでは1年に1回だが、お会いできるきもの仲間がいて楽しい。
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参加者から、講義に対する質問・要望が募られ、H多野先生が読まれたが、その中に、学生から
「このきもの学は、きものを着ている人のための講座であって、私のいる場所ではない。
学生向けの講座、初心者向けの講座を希望したい」という意見があった。
これを聞いて、私はノートに、「よく言った!」と書いた。
また同時に、このような意見を読んだH多野先生もエライと思った。

振り返ってみると1.2年目にはきもの着装体験が冒頭にあり、着たことのない学生もきものになじむ機会があったので、
その後の座学も興味深いものになったろうと思う。
今年は、前半を基本講座、後半を発展講座、として、きものになじみのない学生にも、きものを知り尽くしている
きもの愛好家の社会人にも満足してもらえるよう、工夫して構成されていると思うが、キャンパスプラザで
開催する「きもの学」はどうあるべきなのか。

私は、学生主体であるべきと思う。単位を取るためにこの講座を受けている学生、きものにちょっと興味がある学生、
でも、着たことがない、という彼らに、「着たいな」と思わせるようなわかりやすくかつ興味深い内容であってほしい。

ちょうどきもの学会が発足しているので、きもの愛好家に向けた会は、専門的で、掘り下げた内容の講座を
別に設けてもいいのかもしれない(すでに半年ほど前から2-3時間の単発講座が3回ほど開催されている)。
今は、その過渡期で、苦肉の策として、前半/基礎講座、後半/発展講座、とされているのだろうか。

こういう学生の生の意見を検討されて来年以降さらに充実した講座にされることだろう。

終了時間になったので、終了しようとされた時に、参加者の一人が挙手したので、質問かと思いきや、なにか持論をしゃべりだした。
きもの雑誌の編集に携わっているとの前振りで(だからきもののことをよく知っていると言いたかったのだろうか?)、
なにか熱弁しているが、よくわからない。H多野先生が「短く」とサインを送っているのに終わる様子もない。
シラ~っとした雰囲気にようやく気がついたのか、学生に同意を求める問いかけをしたもののまったく反応が悪い。
完全にすべっている。
最後にむりやり言いたかったことをまとめようとして、参加者で社会人の方はきものを着て来て下さい、学生も着てみて下さい、
と言ったが、もはやこっちは聞こうかという姿勢がない上に、最後まで上から目線なもんだから当然響いてない。
彼女としては、日頃思っていること、今回の参加で強く感じたことを、みんな共感してくれるだろう、と思って
話したつもりだろうが、1.がんばりすぎ(すごく気負っている) 2.結論先に言わないから、おまけにいらんことを
いろいろ言うので何が言いたいのかよくわからんし、聞こうかという姿勢にならない。

最後に言ったことは、きもの好きの人はみな思っていることなんだけれど、言うタイミング、口調、順番、長さ、自己紹介、
どれをとってもはずしていて、本来なら皆が同意する内容を、なんやコイツ、なに?この人、と感情を逆撫でしてしまって
受け入れてもらえない典型的なパターンの訴求であった。

んー、相変わらずKYなやっちゃな~、と思ってしまった。
by ktsu0011 | 2009-09-19 19:20 | きもの


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