2011.2.7(月) 仕立ての良否比較

ウールのアンサンブルセット(きもの+羽織)は、27000円とリーズナブルな価格なことと、化繊が少し入っていて
扱いも簡単なので、普段着にもってこい。
まあまあ人気があって、これまでにけっこうな数を、愛好のみなさんに買っていただいた。

仕立てもしっかりしていたのだが、先日買っていただいた方から、「こんなのはきものではない」とご意見いただいて
とりあえず送り返していただいたのをチェックすると、たしかにとんでもない仕立て。特に手で仕上げる部分が、
これまでに見たことがないようなひどい出来だった。

仕入れ先に「メーカーに聞いてみて」くれるよう依頼したが、迅速的確に回答もらえそうになかったので、
タグについている電話番号に直接電話をして、問い合わせてみたところ、
1.「中国縫製か?」と聞くと、日本製とのこと。
2.手の悪い(下手な)人の製品だと思う。
3.直し、または良品と交換するので送って欲しい。
とのことだったので、送ったところ、今日届いたので、あかんかったところを比較してみた。

今日、届いたのは、まったく申し分のない出来具合。直したのではなくて、上手い外注縫製工場で仕立てたものを
送ってくれたようで、こんな品質なら、もっと価格をつけてもええんちゃう?というものだった。

お出かけなんかには絹もの、普段には木綿もいいが、いずれも洗濯などのあとしまつがけっこう大変、難しい。
ポリエステルは、あとしまつがめちゃ簡単なので、お出かけなどにはポリエステルあることを理解しながら
着るならとても便利。
でも、普段着で、家で着たりするには、暖かくて、あとしまつも楽チンなウールがいいと思う。
特に、年いってから、自宅で、帰宅後や休日にきものを楽しむのなら、ウールがいいのではないかと思う。

そこで、これを含めて、他にもウールの出来上がりのきものの品揃えを増やす予定。
メーカーの人は、年々売れない、と言うが(そらまあ当然か)、流通し続ける限り扱っておこうかと。

【上写真×なの 下写真○なの】
◆1.袖の裏 いらない糸やほつれた生地端の糸が切らずにそのままになっていたり。
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◆2.袖口  手まとめの出来具合が。
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◆3.脇のまとめ 指がはいったら、糸が切れてそこからほつれてくる
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◆4.脇の三角部分 脇の手まとめの量を減らすための方策でもあるが、こんなぶさいくなのでは。
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◆5.褄下角 いびつ
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◆6.羽織の裏 端処理がないのと、×××と処理してあるのと
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◆7.羽織のまち 生地端がそのまま(耳なのでまあ、という気もするが)なのと、ちゃんとくけてあるのと
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by ktsu0011 | 2011-02-07 18:58 | きもの


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